那覇市
沖縄のハジチ、台湾原住民族のタトゥー 歴史と今
- アート・展示
- リアルイベント
会場
沖縄県立博物館・美術館 〒900-0006 沖縄県那覇市おもろまち3-1-1
料金
入場料 無料
内容
10/5(土)~11/4(月)開催
休館日:月曜日(10/4は開館)、10/15(火)
金土20:00まで
なぜ、いま、ハジチ展?
1899年にハジチが禁止されて今年は120年目である。秋に開幕するラグビーW杯と2020年のオリンピックの開催が迫るなか、日本社会ではイレズミ・タトゥーの受け入れが進むかどうかが問われている。消失したハジチと入れ替わる形で、タトゥーが流行する沖縄発で、ハジチと各地のイレズミ文化と歴史を見つめなおす必要があると考えている。
展示の見どころ
今回の展示では、世界的にみても大規模な調査が各市町村でなされ、貴重な記録となった80年代から90年代の沖縄女性ハジチ調査の全容を紹介する。残されている写真では高齢者の文化という印象が強くなるが、本展では若い女性に入っていたら、という設定で彫師May(chunkymaymay inks)が、1930年から32年ごろに小原一夫の記録した各島の文様をシリコン製の腕に再現する(腕提供:Wizard T.S 提供)。小原の採譜をもとに、現在は聞くことのできないハジチ歌の復元も試みる。
●プレイベント ※台風の影響により中止、10/25に代替イベント実施
ドキュメンタリー映像上映会
『南島残照 女たちの針突(ハジチ)』
『南島残照 台湾原住民族のイレズミ』
9/21(土)18:00
1500円 定員200名
●ドキュメンタリー映画『南島残照 女たちの針突(ハジチ)-沖縄・宮古島のイレズミ-』上映会
10/25(金)18:00
1500円 定員200名(当日受付)
・映画上映(64分)
・森久保慶子(小原慶子)によるハジチ唄
・山本芳美(都留文科大学教授)トーク+Q&A
●クラウドファンディング
目標額を達成すると、本展示に加え、土門拳撮影による「藤田嗣治のタトゥー」写真の展示、ほかのイベントが実現する。
https://a-port.asahi.com/okinawatimes/projects/OkinawaTaiwanTattoo/
●問い合わせ
https://www.nansei-m.co.jp/site/contact/